ずっとやりたかったことをやりなさい P102の課題の中に子どもの頃の部屋を思い出してみるというのがあった。
ラジオが大好きだった俺の部屋には何台ものラジオがあった。その中の特別なものがこれ。
祖父の家に行くと、これでナイターを聴いている祖父の姿を今でも憶えている。
テレビはあったはずなのだがラジオを聴いている祖父。
そんな祖父が他界したのは40年前。しばらくしてその家を処分することになりこのラジオが僕のところにやってきた。昭和30年代のもと思われる。
昨日、久しぶりに押入れから引っ張り出してきた。 電源をいれると 一呼吸経ってから、ポワーんとした感じでちゃんと中波のラジオ局を受信してくれた。
ポワーんって感じは真空管の立ち上がりの特徴。
いい音。
そして、今日は父の命日。1985年だからもう26年か
あの日航ジャンボ機墜落事故があったあの夏だった。
天国の祖父や父と会話しているみたいな気分だ。
------------------------------------------------------------
後日、型番を検索したら ヒットした
真空管ラジオ > 松下電器産業製 (トランス式) - ナショナル EA-700型 5球スーパーラジオ 1957年型 【NATIONAL 5-SUPER EA-700】 - http://palette.ocnk.net/product/208
5球スーパー(マジックアイを加えた6球とも言えますが)といえば、昭和30〜40年代までの家庭用ラジオの代名詞でした。既に半世紀を生きてきた「5球スーパー」ラジオです。この大きなキャビネットの真空管ラジオは、昭和30年代初頭に発売された、mT管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式を採用した当時流行った高級な大型HiFiラジオです。トランス付きのラジオは、真空管にヒーター電圧がST管時代と同じ6.3Vの物が使用されています。Hi-Fi仕様のラジオは、帯域を広げて、スピーカーは大小2ウエイで高音も良く出る大変音がいいラジオです。Hi-Fiラジオは現代の最新ラジオより迫力があり、重厚なサウンドはラジオ放送の楽しみをより一層楽しいものにしてくれています。
0 件のコメント:
コメントを投稿